毎年この時期になると胸がじくじく、しょぼしょぼする。塾教師という職業についていまだ一度も全員の「第一志望校合格」を果たせていない。それは不可能なのだろうか、、、でも、そのそうなることを信じて子どもたちと保護者の皆さんのそばにいる。だからこそ、入試を振り返るとき、結果の良し悪しに関係なく、頑張ったあの子、最後まで必死についてきたあいつが涙に暮れる姿が頭を離れない。胸が痛い。

新年度を迎え、新学年になった子どもたちを見て、「最後まで絶対にあきらめずに、そばにいてやるから」という思いがいっそう強くなる。真摯に、誠心誠意、向きあうことを自らに改めて誓う。

合格実績の数字の陰にいるみんなの想いを決して忘れてはいけないと。　(kuro)